指の体操

趣味のピアノ愛について語る超個人的なブログ

沼にて。

沼といってもベートーヴェン沼であります。

一度手を付けたら次はこれも、あれもとなかなか抜けられず、今度の発表会もベートーヴェンほぼ決まり。しかも最初はテクニック全面押し出しの初期作品はとても自分には無理と思っていたのに、そこにも踏み込んだらだんだん面白くなってきてしまった。。来年はちょうどというべきか?生誕250周年らしいので、選ぶための良い口実になります。

他の作曲家も検討したけれど、ぱっと思いつくものがなく、先生にヘルプを求めても今弾くのならその作曲家だとこのへん~と出してきた曲がここ何年か他の人たちが繰り返し繰り返し弾いてきた曲だったりするもので(そりゃエントリレベルは数少ないってわかっていますけど、ね)、結局ベートーヴェンに戻ってきた笑。

ソナタぜんぶで32曲、楽章単位ならばレッスンしきれないぐらいあるし、古典からロマン派へと移行する本当に過渡期を体現しているような曲調の移り変わりも個人的にはかなりツボ。一つハードル越えると少しずつご許可される曲のレベルが上がってくるのでまた楽しみになり、もはや中毒になりかけ。

子供の頃の他の人が苦労して弾いているイメージばかりが先行していたけれど、自分が歳を取ったからか、作曲家のエネルギーに当てられずに向き合う余裕が出てきたのかも。ロマン派とは違う強弱の付け方にもだいぶ慣れた。

で、発表会は3番の予定。なぜか毎度終楽章を勧めてくる先生を牽制し1楽章。(直近に同じのを他の人にレッスンしてるから嫌なのかもww でもあのダダダダダダ ダダダダダダ ダッダダッダ ダーン の連続で事故る予感しかしないので、今回は折れなかった 勝った!)1楽章が無事弾けたら終楽章も勿論弾きたいけれど、今回はちょっと笑

またその次は中期の地味なナンバーを(これは先生OK済み)。あと、いつかリベンジしたい告別1楽章と後期の個人的No.1を。。。そんな感じで個人的ベートーヴェンブームは続く。。。