指の体操

趣味のピアノ愛について語る超個人的なブログ

発表会準備中

結局ベートーヴェンという希望は通したけど、選曲については折れて(笑)先生の勧めに従い、告別の第3楽章に決定。

最初第1楽章~~とアピールしていたものの、とっつきやすいのはこっち!!と第3楽章を提案され、若干消化不良ながら承知。

先生のいう「とっつきにくさ」というのが突然の転調だったり、調性から逸れた和音使いだったり、テンポの揺れだったりするわけなのだけど、私は正直アップテンポでがんがん進む曲のほうがとっつきにくい(苦笑)。何しろ練習時間がとりにくい生活だとテンポ上げるフェーズに到達せずに本番を迎える可能性があり、そっちのほうがリスキーだと思ってしまう。たまに他の演者で担当の先生がそのテンポでOKしちゃったのか~?!と思うような、チャレンジングな曲をスローテンポで弾く人がいるけれど、本人だけでなく聴く方も消耗してしまう。それはなるべく避けたい。。

それでも今回は、いつまでも産後のリハビリでも進歩がないのでたまには速い曲もやらないと、と思ったのと、来年以降に第1楽章を弾くための交渉材料にしたいので(笑)外堀作戦の一環として。。OKした。

で、「とっつきにくさ」について。先生の話を聞いていると音大に行き、教えるレベルの人と素人の違いかもという気もしてくる。上で書いたようなポイントを、なぜ作曲家はそのようにしたと思うか!?とレッスン中質問されて答えに詰まり、「・・・なんでですか?汗」と聞き返してよく怒られるのだが、確かにそれを逐一考えながら弾いていたら頭がパンクするし、そこまで深く考えると弾ける曲がない。あくまで趣味なので、技術向上はしたいけれど、素人の怖いもの知らずでもいいからもう少し自由に選曲したい。考え出すときりがないけど、あ、空気変わった♪ ぐらいに思ってふわふわっと弾き進めてしまう私を現実に引き戻すために必要な教育的指導ということかと。

肝心のレッスンは、まだテンポアップの許可は出ないのでひたすら通せるテンポで弾き込み、我慢の子。。