指の体操

趣味のピアノ愛について語る超個人的なブログ

次に向けて

ラヴェルソナチネは2楽章までをかなり準備不足のまま弾いて先日終了。

先生から3楽章ぜんぶ仕上げるまでレッスン継続をという話があり、私も特に異論ないのでお願いした。

一方、発表会まであと半年なので、その選曲も必要で話し合い。
昨年に続けてベートーヴェンは?と聞いたところそれ自体はOK。
先生としては前期の曲を弾いてほしい雰囲気だったけど、数年来却下され続けている田園(1楽章)を蒸し返してみた。

私の先生は作曲家ごとにこの順番で練習すべきという考えをもっているので、技術的な面はともかく、田園は音楽的に高レベルだからと毎回スルーの憂き目に遭ってきたけど、今回は渋々OKが出た。おーー。。たまにはゴリ押しもしてみるものだ。

最近たまたま先生の師匠と話す機会があったらしく、生徒の発表会の希望が自由すぎるという話をしたところ、弾かせてあげればいいじゃないのと逆に言われたそうで。

どちらがどうという意見をするほどの技量もないけれど、どちらの考え方もありかなと個人的には。。。。音大受験やコンクール準備なら勉強する順番は重要になってくるかもしれないけれど、上達を目指しているとはいえアマチュアとして楽しんで弾いていこうと思っている向きには窮屈なときもある。

どうしても弾いてみたい曲があって、まったく形にならなさそうな訳でもなく、どうにか曲にはなりそう、、、くらいならまずトライしてみれば自分なりの気づきも出てきて、準備期間と今のスキルから次はもう少しstep backしてみようかとか次の段階へスキルアップするための現実的な努力とか、冷静な判断もできるようになると思う(私自身はそうだった)。

多分先生からすると無理な曲を選んだためにスキルアップに繋がらない不毛な努力になることを心配しているのかもしれないけれど、ちょっとの背伸びくらいは許してもらえると嬉しいかも。。。。